アパレル資材
優れた加工技術から生まれるオリジナルの作り芯をはじめ、
紳士服用の副資材全般を取り扱っています。
■見えない部分へのこだわり
良い服を作る為に不可欠な、裏地・芯地・ポケット・作り芯・肩パット・裄綿等数々の副資材があります。 その中でも特に、スーツの美しいシルエットを創り出すのに重要な「作り芯」に、アゼアス独自の素材と発想が使われています。
■Rising Up (隆起式)作り芯 型
上着の構造線に沿って切り替え、フロント前部分(A)と肩、胸部分(B)を縫い合わせてあります。このパターンにより、従来の作り芯では出せなかったラインが可能になり、イタリアンボリューム、ブリティッシュドレープ等の特徴が出せるようになりました。特に最近の研究により、クセ部分を抜きグセから、重ねグセにすることに(プリンセスダーツ式)より、胸のボリュームが一段とアップして表現が出来る、日本で開発をした独自の作り芯です。
■芯地 ハイグラル対応芯(Nシリーズ)
日本の気候(湿度が多い)に合わせて開発をした毛芯です。毛芯の考え方として、表地の動きに対して同調をすることが大事と考えます。伸びたら伸びた方向へ、縮んだら縮んだ方向へなじむ、決して自分からは動かず相手(表地)に合わせて動く。このような考え方で開発をした、日本独自の毛芯です。毛芯のタテ糸には、T/Rの特殊糸を使い、整理では、クリンプが多く出るように加工をしました。このことによって低過重域での伸度が多くなりハイグラル等の動きに対応でき、ソフト感、ボリューム感等、なじみの良い毛芯として、広く使用されています。