アパレル資材
スポーツウェアには欠かせない、熱と湿気のコントロール機能に優れた
多彩なインナーおよびアウター素材を供給しています。
■保温素材
冬は外気温の低下とともに、屋外ではより一層温かい衣服が求められます。保温機能の中には、熱を遮断する断熱、体温から発した熱エネルギーを吸収し再放射する輻射熱、太陽の光エネルギーを熱エネルギーに変換し暖める畜熱、空気層をつくり、空気の変換をさせずに暖かさを保持するものがあります。また、湿気を吸収し発熱させ、放湿することで適度な衣服内気候を作り出す快適素材も注目されています。
断熱
断熱性、保温性、耐熱性、難燃性など多くの特性を持ったPPS(ポリフェニレンサルファイド)繊維を用いた、高い保温性能を発揮する素材です。
輻射熱
体温から発生する熱エネルギーを金属が「吸収・再放射」して、衣服内に熱を留める機能を持った素材。なお「スパッタリング」は、蒸着よりも金属をさらに小さな「超微粒子」の状態で布に付着させるため、布の風合いを損ないません。
蓄熱
太陽光(可視光線)を吸収し、吸収したエネルギーを熱エネルギーに変換する機能を持った、炭素系のミクロ粒子を繊維の中に練り込ませた素材です。
空気層
暖められた空気層を保持し、冷たい空気と交換させない機能を持つ中綿素材です。
■制電素材
制電
不快で健康にも悪影響を及すといわれる静電気を、導電性繊維がコロナ放電によって空気中に放電します。静電気の滞留を抑えることによって、まとわりつきやパチパチ音なども解消する素材です。
■快適素材
吸放湿
高い吸放湿機能を持つ物質(シークレットパウダー)が湿気を吸収することで「発熱」し、貯えられた熱エネルギーで「放湿」を行います。この「吸放湿」を繰り返すことによって、理想的な「衣服内気候」を作り出し、温度や湿度による生理的なストレスから開放する素材です。